「キャバクラで働いてみたいけど、なんだか怖い…」
「水商売で得られるスキルってなんだろう?」
キャバクラ未経験の人にとっては水商売のお店はきらびやかで楽しそう、でも反面普通の仕事じゃないし怖いという思いがあるでしょう。
そこで今回はキャバクラで10年以上働いてきた私がキャバクラのメリット・デメリットを紹介します。
普通の仕事と同じく良い点も悪い点もあるので、しっかり比較してから働くかどうか決めましょう。
キャバクラで働くメリット
私はキャバクラで働いて良かったと感じています。今から紹介する5つのポイントは、他の仕事では得がたいものでした。
それでは1つずつキャバクラで働くメリットを紹介します。
時給が高い
キャバクラは地域差はあれど、最低でも2,000円くらいの時給はもらえます。お店のレベルを厳選すれば、時給10,000円も夢ではありません。
毎日真面目に出勤すれば月に50万円以上は軽く超えますし、売上をあげれば100万円以上もらえます。
とにかくお給料が良いのはキャバクラで働くメリットです。
マルチタスクが身に付く
キャバクラではお客様と話しながらお酒を作ったりテーブルを片付けたり、お客様が団体の場合は複数の人を相手に会話する場面も出てきます。
一度に複数の仕事をこなす事が当たり前なので、キャバクラで働いているうちにマルチタスクができるようになるんです。
このスキルは就職してからも役に立つでしょう。
コミュニケーション能力が得られる
キャバクラは知らないお客様とお話をするのがメインの仕事なので、とにかくコミュニケーション能力が身につきます。人と話ができないと仕事にならないからです。
またキャストやボーイさんとも仲良くしておくほうが働きやすいため、自然と同僚との会話も得意になってきます。
目標管理・達成が得意になる
キャバクラで売上をあげるために目標を設定し、日々お客様を呼べるように営業を行うため目標管理が得意になります。
失敗したら計画を修正し、徐々に目標金額を売り上げられるようになっていくのです。
ゴールを決めて行動するスキルを得る事で、自分の夢を実現できる人間になれます。
美意識が高まる
キャバクラで働いている女性は顔もスタイルも良い人が多いので、負けじと美容に力が入ります。
メイクはもちろんスキンケア、おしゃれにも気を使うようになるので美意識が高まるでしょう。
キャバクラで働くデメリット
残念ながらキャバクラで働く事で起きるデメリットもあります。私自身も失敗した3つのポイントを紹介していきますね。
生活習慣が不規則になる
夜のお店で働くとどうしても昼夜逆転の生活になり、普通の友達と時間感覚がずれます。また不規則な生活で体調を崩しやすくなることも。
閉店後は遊ばずに家に帰ってすぐ寝る、できるだけ早く起きるなど、リズムを大きく狂わせないように気をつけてください。
金銭感覚が狂う
もらえるお給料が高いので金銭感覚は確実に狂います。友達と遊びに行っても、お金の感覚が合わないので居心地が悪くなったりするでしょう。また大変なのが夜を上がった後。私は金銭感覚が直らないまま転職したので、最初のうちはやりくりが全くできませんでした。
キャバクラは高給ですが、将来を考えてきちんと貯金すること。また一生水商売をする気がないのなら、一月の予算を決めて生活レベルを上げすぎない事が大事です。
社会常識を失いやすい
キャバクラで長く働いていると社会常識からずれてきます。もちろん自覚はないのですが、一般企業に就職した後に感覚のズレを感じる事が多いです。
キャバクラではキャストは一番大事にされてちょっとしたワガママは通りますが、普通の会社ではあり得ません。
キャバクラの世界=社会だと思わないようにしておきましょう。
まとめ
今回はキャバ嬢OGの私がキャバクラで働くメリットとデメリットを紹介しました。
お金も経験も積めるのですが、自制心がないとどんどん堕落してしまいやすいのが怖いところ。
実際私も生活・金銭面ともにずれてしまい、普通の友達と仲が悪くなってしまったこともあります。
キャバクラで今から働く方にはできるだけメリットだけを受け取って欲しいです。
自分をコントロールできれば今回紹介した3つのデメリットを避け、たくさんのお金と社会でも役立つスキルを身につける事ができるでしょう!