「キャバクラで働き出したけどボーイさんや先輩がマナーを教えてくれない…」
「今からキャバクラで働きたいけど、仕事って難しいのかな?」
キャバクラ未経験の方や働き始めたばかりの方は、独特のマナーや会話の流れに悩むことが多いでしょう。
そこで今回はキャバクラの接客の基本マナーや流れ、そして会話が盛り上がるコツを紹介します。
この記事を読めばキャバクラの基本が全てわかりますよ!
キャバクラの接客の基本マナー
まずはキャバクラの接客の基本のマナーを覚えておきましょう。
膝を揃え足を流すように座る
席に座る時は膝を揃え、足を流すようにして座りましょう。
足を組んだり、足を開いたりするのは女性らしくなく失礼なのでNGです。
お客様には”何も”させない
基本的にテーブルの上の生理やお酒作り、タバコに火を付けるなどはキャバ嬢が行います。
お客様がするのはお酒を飲んだり、タバコを吸ったりすることだけです。
お客様には何もさせないように気を配ることが重要ですよ。
基本的に会話は敬語
若いお客様の場合でも基本的に敬語を使うようにし、タメ口で話さないようにしてください。
ベテランキャバ嬢でタメ口を用いる人もいますが、きちんと相手を見極めて「この人はタメ口の方が良い」と判断しているんです。
最初のうちは誰にでも敬語で話しておいた方が安全でしょう。
宗教・政治・野球の話はしない
飲み屋では宗教・政治・野球の話はしないことがルールです。
理由は揉める原因になったりしてお酒の場の空気を乱すことがある話題のため。
キャバクラでの会話は基本的にライトなものを選び、議論性のあるものは避けた方が良いでしょう。
タバコを吸う時はお客様に了承を得てから
喫煙をする場合はお客様に了承を得てからにしましょう。
席についてお客様に許可を得ずにタバコを吸い出すのはマナー違反で失礼に当たります。
キャバクラの接客の流れ
次にキャバクラでの接客の流れを簡単に説明していきます。
お隣失礼しますと言って席につく
ボーイさんに席につくように案内されたら、「お隣失礼します」と声をかけてから横に座ります。
まれに「向かい側に座って」と指示をしてくるお客様がいるからです。
その場合はお客様の要望通りに向かい側に座りましょう。
自己紹介と相手のお名前を聞く
席についたら自分の源氏名を伝え、相手の名前を聞いて自己紹介をしましょう。
飲み物の好み・作り方を聞く
次にお酒の作り方の好み、具体的には「水割りですか?」「濃さはどうしますか?」などと聞いてあげてください。
お客様によっては「氷はクラッシュアイスが良い」など好みがあることがあります。
(タバコを吸う場合)灰皿交換の頻度を聞く
お客様が喫煙する場合は灰皿交換の頻度も聞いてあげてください。
基本的に1本か2本で交換するのがキャバクラのマナーなのですが、お客様の中にはそれを忙しなく感じる人もいるからです。
会話を始める
お客様にお酒を作り終わったら会話を始めましょう。
つかみの会話は相手を褒めたり、出身地を聞いたり、何軒目ですか?などが定番です。
キャバクラで盛り上がる会話のコツ
最後にキャバクラでお客様と盛り上がる会話のコツを3つ紹介します。
お客様のことを褒める
見た目や持ち物など、なんでも良いのでお客様のことを褒めるようにしましょう。
人は基本的に褒めてくれる人に好感を抱きやすくなるため、相手に対して心を開きやすくなり、その後の会話が弾みやすくなります。
共通点を探す
会話を盛り上げるためには、親近感を感じてもらう必要があります。お客様に色々と質問したりして、2人の共通の情報を集めるようにしましょう。
例えば趣味が一緒の場合は「私も好きなんです!」とそこから話を膨らませると盛り上がりやすいですよ。
膝や肩などにボディタッチをする
会話に困ったら膝や肩などに軽く触れて話をするようにしてみてください。
男性はボディタッチに弱く、女性に触れられているとついつい心が緩んで相手に警戒心を解きやすくなります。
特に無口な人や会話が盛り上がりづらい人もボディタッチで饒舌になることがあるので、試してみてくださいね。
まとめ
今回はキャバクラの接客の基本マナーや流れ、会話のコツを紹介しました。
働き始めたばかりで自分の接客が正しいか分からない人、または会話が盛り上がらなくて困っている人はこの記事の内容を参考にしてみてください。
キャバクラの接客は基本ルールさえ覚えてしまえば簡単で、あとは場数を踏んで慣れることが重要です。
続けていくうちにお客様との会話も上手になり、指名も取れてくるので安心してください。
それまでは基本に忠実に、お客様が心地よく過ごせるように心がけましょう!